唯川 恵(ゆいかわ けい)は、1955年2月1日生まれの小説家です。石川県金沢市出身で、本名は宮武泰子。金沢女子短期大学(現金沢学院短期大学)卒業。

1984年に『海色の午後』で集英社コバルト・ノベル大賞を受賞して作家デビューし、それ以後恋愛小説を中心に活動しています。『肩ごしの恋人』で2001年(第126回)直木賞を受賞しています。また最近では2008年『愛に似たもの』で柴田錬三郎賞を受賞しています。

コバルト文庫出身のせいかおおむね軽めの恋愛小説を得意としており、「唯川恵=恋愛小説」とイメージしている読者も少なくないといわれていますが、実際は『めまい』などのホラー小説や『刹那に似てせつなく』などのサスペンス小説もあります。

TVドラマ化された作品もいくつかあり、前述の『刹那に似てせつなく』(2005年TBS系)・『肩ごしの恋人』(2007年TBS系)の他、『病む月』(2005年フジテレビ系)・『恋せども、愛せども』(2007年WOWOW)など。また『キスよりもせつなく』のようにミュージカル舞台になった作品もあります。