「キスよりもせつなく」というのは、唯川恵(ゆいかわ けい)の書いた長編の恋愛小説です。この本は1997年に発表され、現在は集英社から出版されています。
この本が書かれたのは今から14年ほど前の1997年なので、少々現代とはそぐわないという感じがないわけでもないのですが、それでも大人同士のほの哀しい恋愛模様が描かれており、恋活・婚活をするうえでかなり参考になる小説ではないかと思うのです。失恋の痛みから立ち直れず落ち込む主人公が、新しい恋を知って変わっていくストーリーは、当時だからこそ書けたハッピーエンドだと思うし、暗く悲しい恋愛の多い現代では、だからこそ前向きになれる物語ではないでしょうか。いつの時代も女性は恋によって良い意味でも悪い意味でも変わるもの・・・何かを得るには何かを手放さなければならないし、手放したからこそ得られるものを大切にできるのではないかと思わされる本です。
人を好きになることの難しさと幸せを、この本では描かれています。